新型コロナウィルスが猛威を振るってます。
なかなか終息の目途も立たず、4月7日に埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、
大阪府、兵庫県、及び福岡県の7都府県に緊急事態宣言が発出されて、4月16日には
北海道、茨城県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府にも広がりました。
この13都道府県は「特定警戒都道府県」と呼ばれ、その他の県についても
緊急事態宣言が発出されています。

新型コロナウィルスに感染しないためには、「密閉」や「密集」、「密接」の
3条件が重なる場所を避けることが重要とされ、外出自粛要請によって飲食店や
コンサート会場、酒場等では客足が途絶え、深刻な問題になっています。
歌舞伎座前の老舗弁当店や渋谷の喫茶店、ファミレスも閉店に追い込まれ、
平穏な日々だった経営者らは、生活もままならなくなってます。

それにしても「岩手県」が感染者がゼロなのは何故なのでしょう。
調べてみると低い人口密度のほか、手洗いや外出自粛を励行する「真面目な県民性」
があるとの見方があるようです。

ところで新型コロナウィルス感染症はWHOが「COVID-19」と命名してます。
WHOによる命名は「特定の地域や動物、人の集団などと関連づけず、発音が可能な
ことも考慮した」と言われてますが、アメリカのアリゾナ州にAV機器メーカーの
「COVID」という会社があり、日本にも生活家電の「CORONA(コロナ)」があります。
全世界で重複しない命名ってのは難しいようですね。

一方では「パンデミック(世界的大流行)」や「クラスター(感染者集団)」、
「オーバーシュート(爆発的患者急増)」、「ロックダウン(都市封鎖)」と
カタカナ表記の英語が乱立し、年配の方々には理解不明な状態となってます。
英語やカタカナ表記が好きな日本人には、困ってしまいます。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会も名称はそのままで
2021年7月23日から8月8日の開催延期と決まりましたが、
全世界で新型コロナウィルスがパンデミックしてるので、
東京が仮に改善されたとしても、各国から選手が着てくれるのかが微妙です。
多くの痛みを伴う覚悟とともに、1年後に向けた再準備へ舵を切りましたが、
1日でも早い新型コロナウィルス感染症の終息を願うばかりです。